夏の暑さを和らげるもの、それは滝。
近くで見ると迫力満点、マイナスイオンたっぷり。
眺めていると不安なことも嫌なことも洗い流してくれるように感じる。
そんな滝が奥三河にはたくさんあります。
極私的で選んだ5つの滝を、極私的な評価をしました。
評価方法はこの5項目!
①パワースポット感
②水の冷たさ
③辿り着きやすさ
④威力・迫力
⑤気軽さ
少しでも涼を感じていってくださいませ。
蔦の渕
POINT
【極私的評価】
①パワースポット感《★★★★》
東三河のナイアガラと言われるのが分かります。
②水の冷たさ《?》
触れませんでした。
③辿り着きやすさ《★★★★★》
駐車場は広く、出入口が北と南に二箇所あります。
④威力・迫力《★★★》
水が少なかったのか・・・。ちょっと物足りなさがありました。
⑤気軽さ《★★★★★》
道が整備されているので、ふと思い立った時に行けますよ
SPOT INFORMATION
百間滝
取材時に通行止めが多く、やっとの思いで辿り着いた百間滝。車は水汲み場近くのスペースに停める事ができました。※駐車場ではないので他の車には注意。
滝への入口にある竹の棒は持っていくことをオススメします!滝までの階段の段差がかなりあり、帰りに大活躍します。
途中には石でできた椅子があります。ちょっと一休み。
麓まで降りると・・・百間滝とご対面!テーブルと椅子もあります。
見上げるほどの滝はとても迫力があります!そして何と言っても涼しい。頑張って降りてきた達成感を一気に感じられます。
滝壺もゴーゴーと音を立てていて迫力があります。
百間滝の案内板
帰りは降りて来た階段を登って帰ります。段差は大変ですが、あの竹の棒があれば大丈夫!それでもヒーヒーですけどね。平日午前の取材でしたが、数人の観光客と出会いました。色んな地域の方から愛されているようです!
POINT
①パワースポット感《★★★★★》
降りるのが大変だった分、達成感がすごいです。
そして暑さで疲れた身体を滝の涼しさで癒してくれる・・・。
まさにパワースポットだと思います。
②水の冷たさ《?》
触れませんでした。
③辿り着きやすさ《★★》
看板が多いので、通行止めが無ければアクセスしやすい滝だと思います。
④威力・迫力《★★★★★》
百間=約180メートル だそうです。
高低差による迫力は申し分ないです。
⑤気軽さ《★★★★》
滑りにくい運動靴であれば大丈夫です。
SPOT INFORMATION
阿寺の七滝
道に迷った末、東海自然歩道の巣山側から阿寺の七滝に向かいました。歩いて滝まで30分!※反対側にはちゃんと駐車場があるそうです。事前調査不足・・・。
初めの20分程は平らな道で歩きやすいです。ルンルン気分で向いました。あと20分後には汗だくになるとは露知らず。
そして訪れる分岐地点。地元の方とたまたま出会って左だと教えていただきましたが、右へ行ったらどうなるのでしょう・・・。ちょっと気になります。
所々轍があるので小さめの車なら通れるようですが、このような大きな木が倒れていて危ないので徒歩をオススメします。
横に流れる川の音を聞きながら穏やかに歩いていたら、いきなり上りの階段が現れました。ここからがきつかった・・・。5分ほど上りますがヒーヒーです。傾斜が45度くらいあるんじゃないかと思いました。
そして、その後5分かけて傾斜を下ります。
そして!やっと滝とご対面です!日本の滝百選の1つだというのも頷けます。7つの段があることから七滝と呼ばれていますが、下から仰いで見ることができるのは4段目までだそうです。(阿寺の七滝にあった説明書より)
屋根付きのベンチもありますよ~。他にもベンチがいくつかあり、滝を見ながらランチしている方が多くいらっしゃいました!
水はとても透き通っていて、小さな魚も泳いでいました。水はとっても冷たく、疲れが癒されます。
帰りはまた来た道を戻りますが、やはり傾斜は大変でした・・・。思いっきり疲れた後に涼しげな滝を見たい、という方には巣山方面の東海自然歩道オススメです。
POINT
【極私的評価】
①パワースポット感《★★★★★》
滝を囲む景色が綺麗です。
日本の滝百選、見る価値ありです!
②水の冷たさ《★★★★★》
とってもひんやり。
透明度も高いです。
③辿り着きやすさ《★★★》
反対側にはちゃんと駐車場があるようです。
④威力・迫力《★★★★》
百間滝のようにゴーゴーという水の迫力ではなく、
周囲も含めた景色の素晴らしさで星4つにしました。
⑤気軽さ《★★★》
滑りにくい運動靴であれば大丈夫です。
最後の階段は少し注意したほうが良さそうです。
SPOT INFORMATION
鮎滝
鳳来寺道と県道21号線が交差する所に2、3台の車が停められる駐車場があります。駐車場は扇形で、出入口は一箇所のみ。駐車する向きによっては出るのが大変になるので、ご注意くださいね。
鮎滝へは、これは道なの?と思うようなコンクリートの坂を下っていきます。
道は整備されているので歩きやすいです。左右にある竹林がとても綺麗!手すりもあって安心。
そして石階段を下ると、左手に鮎滝の由来と歴史が書かれている看板があります。
右手には屋根つきの休憩所のようなものがあります。
道をどんどん進んで行くと大きな岩場を発見。ここも進んでいきますよ!(足元注意)
鮎滝発見!!!
初見は小さいかな?と感じましたが、近くへ行ってビックリ。6~8月はシーズンという事もあり、無数の鮎が滝のぼりしているじゃありませんか!がんばれー!!と言いたくなるほど必死にジャンプする姿はずっと見ていられます。
見事に上りきる鮎もいれば、上る前に岩にぶつかって下に落ちてしまう鮎もいました。是非この鮎の健闘を見守りに行ってみてください。
POINT
【極私的評価】
①パワースポット感《★★★★★》
鮎に元気をもらえます。
スマホの待ち受けにしました。
②水の冷たさ《★★★★★》
かなり冷たくて気持ち良いです。
滝のすぐ近くまで行けるので、水しぶきを浴びることができます。
③辿り着きやすさ《★★★★》
看板も大きく、駐車場もあるので行きやすいです。
帰り車を出す時は注意してくださいね。
④威力・迫力《★★★★★》
落差は小さいですが、その分威力があります。
水量が多いので、滝のゴーゴーという音もかっこいいです。
⑤気軽さ《★★★★》
岩場までは道も整備されているので大丈夫です。
岩場は水しぶきで濡れている所もあるので、滑りにくい運動靴をオススメします。
SPOT INFORMATION
保永の三滝(一の滝)
近くの目印である安城市作手高原野外センターに向けて国道301号線を北へ進むと、左手に「安城市作手高原野外センター入口」という案内の棒が立っています。そこを見逃さず左折して入っていきますが、ここは駐車場が無いので注意。
少し進むと道路の左手に「ここが入り口?」と思う、丸太がたくさん積まれた小屋を発見!小さい車なら通れそうな道がありますが、横がすぐ田んぼなので車で行く時は落ちないように注意してくださいね。
道を進むとトンネルを発見。
そしてトンネルを過ぎて右上を見上げると、「保永の三滝」という小さな看板がありました。よく見ていないと知らずに通り過ぎてしまうほど小さい看板です・・・。
そこから、森へ入っていくようにどんどん進んでいきます。
歩いていると橋が右手に現れ分岐になります。ここは橋を渡らず左へ進みます。
突然下り坂が現れ、下った先に木造の物置がありました!車で行けるとしたらここまでです。物置の周りは車でのUターンができるほど広いです。そして・・・滝はすぐ目の前です!※ちなみにここまでの道のりは、地元の警察の方に案内していただきました。優しかった・・・。ありがとうございました。
そこからは岩場が続き、岩と岩を飛び越えるなど少々危険が伴います。軽登山靴など滑りにくい靴は必須です。岩に流れる水に沿って降りていくと・・・
滝発見!保永の一の滝です!岩場を何本にもなって流れる滝はとても綺麗で、岩のゴツゴツさはとてもかっこいいです。滝を真正面から見るには水へ入らないといけないので、今回は断念。
その後二の滝、三の滝へと続いているようですが、ここから先は写真のような危険な岩場を進み、道にも迷いやすくなるそうで、行くとしたら地元の方に道を尋ねたほうが良さそうです。今回は一の滝まで。
POINT
【極私的評価】
①パワースポット感《★★★》
二の滝、三の滝も気軽に見ることができたら・・・
岩のゴツゴツ感No.1はここです!
②水の冷たさ《★★》
日が当たる場所があるので、ちょっとひんやりくらいでした。
③辿り着きやすさ《★★》
木造の物置まで行けるような小さい車であればアクセスしやすいです。
④威力・迫力《★★★》
水の流れは繊細で、岩はかっこいいです。
水量が多いと、もっと迫力が出ると思います。
⑤気軽さ《★★★》
岩場なので滑りにくい靴は必須です。
SPOT INFORMATION