半年ごとの点検は必要か？ディーラーの点検パックとは

カローラ愛知さん

「点検」「エンジンオイル交換」「オイルエレメント交換」「クリーンフィルター（エアコンフィルター）交換」、また車検つきメンテナンスパックに加入すると「ブレーキフルード交換」もセットになっています。

ブレーキフルードは、名前の通りブレーキが作動するためのオイルで、2年ごとの交換を推奨するものです。

また、「ゴールドプラン」というコースでは、エンジンオイルを「カストロールオイル」にグレードアップできるメンテナンスパックがあります。カストロールオイルは、通常のオイルよりも洗浄能力が高いうえ、エンジンへの負担が少ないオイルです。発進時の振動が静かになったり、燃費が良くなったりする事例もあります。

ホンダカーズ愛知さん

「点検」「エンジンオイル交換」「オイルエレメント交換」のパックです。

ホンダでは、走行距離が少ない人向けに、バリューパックが用意されています。通常半年ごと行うオイル交換を、1年ごと交換し、その分料金が安くなります。自分の車の走行距離に合ったパックが選択できます。

東愛知日産

基本は、「点検」「エンジンオイル交換」「オイルエレメント交換」のセットですが、メンテナンスパックに加入すると、「パートナー会員」となり、様々な特典が付帯されます。

タイヤ・バッテリーは20％オフで購入可能、また、無料の洗車チケット(事前予約制)が付いてきます。

例えば長期連休のおでかけ前など、点検時とは別のタイミングで好きな時に洗車できます。

カローラ愛知さんの紹介にて先述した「カストロールオイル」の取り扱いもあります。通常は純正のエンジンオイルでの交換ですが、オイル代の差額を支払うとカストロールオイルにグレードアップすることも可能です。一回のみでも試すことができます。

メリット①「先回り予防でクルマに長く乗ることができる」

定期的なメンテナンスをすることで、異常の早期発見につながります。

例えば、例えば、エンジンオイルは、半年または走行距離どちらか早いタイミングで交換することが推奨されています。

エンジンオイルには、冷却作用や潤滑作用など様々な役割を担っているのですが、エンジンオイルを交換しないまま放置しておくと、劣化が進み、本来の機能を果たせなくなります。すると、最悪の場合はエンジンの故障をしたりすることも。エンジンの修理は、非常に高額になることが多く、エンジンオイル交換代の何倍にもなることがあるのです。

エンジンオイルの交換に限らず、小さな異常などをそのまま放置しておくと、大きな故障トラブルになる可能性があります。

メリット②　「カーライフの設計の材料となる」

定期点検により、大きな修理や高額な交換部品を事前に予測・発見ができることがあります。

例えばタイヤやバッテリーなどの高額な消耗部品の交換時期を把握することで、金銭的な準備することができ、突然の大きな出費を防ぐことができますね。

また、もし近い将来にクルマの買い替えを検討している場合、高額な部品の交換が必要になることが事前にわかっていれば、部品交換時期より前に、クルマの買い替えをすることができます。

定期的なメンテナンスを行っていないと、「近々クルマを手放す予定だったが、気づいたときには手遅れ。すぐに修理しなくてはならない」「高額な修理費になってしまうが、このクルマにそこまでお金をかけたくない。急いで次のクルマを探さなくては」なんて可能性もあり得ます。

デメリット　「期間が決まっている」

メンテナンスパックには、使用期限があります。

半年に一回とはいえ、ディーラーへの来店が難しく使いきれない場合は損をしてしまうかもしれません。