10年で1台乗りつぶすのはもう古い!?車は見えない出費が5年で100万かかります。

車は10年で買い替えるもの。車は10万キロ乗ったら買い替えるもの。

皆さんは車の買い替えタイミングについて、どんな考えをお持ちですか?

人それぞれ多少の違いはあるかもしれませんが、この記事を読んでいただいている方の中には、上記のように「10年・10万キロ」を買い替えの基準としている方が多いのではあいでしょうか。

確かに長い間、「10年・10万キロ」は買い替えの目安として、ある程度合理的な基準だったと言えます。

しかし、自動車業界を取り巻く環境は100年に1度と言われる大変革の時代に差し掛かっているのです。

自動車業界が変われば、ユーザーの賢い買い方も変わるのが自然な流れですよね。

消費者に特に大きな影響を与えるのは、【車体価格の高騰】です。

2023年現在、世の中はあらゆるものの価格が高騰していますが、自動車は先進技術の搭載が進んでいることもあり顕著に車両価格が高騰しています。

車ほどの高額商材の価格高騰は生活に多大な影響を与えます。

具体的な影響としては、昔と比べて車体価格の高騰により10年間で次の車の購入資金を貯金することが難しくなる可能性が高い。ということなのです。 具体手にどのようなことが起こるのでしょうか?


今までのペースでの貯金では、クルマが買えなくなる!?

これは非常に恐ろしいことです。想像してみてください。

今の8人乗りの車が10年目に差し掛かり、貯めてきたお金を持ってディーラーにいくと、10年前は300万で買えた車が450万になっていた!(これくらい高騰しています)

諦めてあと5年間乗って貯金しようとするも、11年目に故障。

もちろん保証は切れている。修理には50万かかると言われる。

もう売ってしまってなんとかして次の車を買おうとするも、下取りはゼロ円。

貯金は300万しかないので、小さい車しか買えない……5人家族なのに……。

このように、10年10万キロで乗り換えるという買い方は合理性を持たなくなってきているのが現実なのです。

では、このような事態を回避するには、「いつ、どのようにして買い替えればいいのか」

もちろん自動車メーカーも時代にあった車の買い方を商品として打ち出してきています。 それは車の【サブスクリプション】(=定額借用)です。


クルマのサブスクリプションとは?理解するための2つのポイント

サブスクリプションサービスというのは今でこそ世の中にあふれていますが、車に持ち込まれたのはつい最近のことです。「所有」することが一般的だった車においてもサブスクリプションが持ち込まれた背景には、冒頭に書いたような車両価格の高騰とそこからうまれる車の買い控えからくる故障リスクの回避があります。

では具体的に、なぜサブスクリプションを選ぶと負担を少なくして車の買い替えができるのか。

カギとなるのは、維持費を貯金に回せること。

そして、車を資産として考えられることです。

ポイント①車の維持費を次の車の購入資金にしよう!

まずは下の表をご覧ください。

【ミニバンに10年乗った場合の維持費一覧】

・車検代(4回分):¥700,000

 ┗初回車検:¥100,000

 ┗2回目の車検:¥150,000

 ┗3回目の車検:¥200,000

 ┗4回目の車検:¥250,000

・タイヤ代:¥100,000

・バッテリー代(2回分):¥70,000

・その他修理代:¥50,000

合計¥830,000

【ミニバンに5年乗った場合の維持費一覧】

・車検代(1回分)¥100,000

・バッテリー代(1回分)35,000

合計¥135,000

このように比較すると、¥695,000の差額があるのです。

そして一台を10年乗りつぶして450万の車を買おうとした場合の費用は以下のようになります。

【10年乗る間の維持費¥830,000】+【次の車代金¥4,500,000】=¥5,330,000

維持費も込みで533万円貯金する必要があるのです。

5年後に450万の車を買う場合は以下のようになります。

【5年乗る間の維持費¥135,000】+【次の車代金¥4,500,000】=¥4,635,000

約460万円の費用が必要になります。

5年でそんない貯金はできない!という方は次のポイント②をお読みください。

ポイント②車を資産としてみよう!車は賢く売って、次の車の購入資金として活用しましょう。

例えば今回の例で扱っているミニバンと呼ばれるタイプの車は、

5年の乗っても180万円程で売れる可能性が高いです。

しかし、10年間乗ってしまうとほとんど値段がつきません。

この180万円の差額がそのまま次の購入金額を左右するのです。

まとめると、10年で一台乗るコストと5年で一台乗るコストは以下のようになります。

【450万円の車を10年間乗った場合のコスト】

車両代¥4,500,000+維持費¥830,000=¥5,330,000

【450万円の車を5年間乗った場合のコスト】

車両代¥4,500,000+維持費¥135,000-売却額¥1,800,000=¥2,835,000

これだけ差がうまれるのです。

あなたにあったのはどちらの乗り方でしょうか?

ここまでお読みいただいて、車は売れるうちに売ったほうがいいのは分かったけど、

今の車はもう古いし、手元に450万も現金がないよ!という方には残価設定クレジット

ご紹介します。

残価設定クレジットとは、車のサブスクリプションです。

残価設定クレジットという名前は巷のCMなどでよく目にすることあるのではないでしょうか?

これは車を所有するのではなく、車を乗った分、使った分だけ課金するという概念です。

サブスクリプションなのでアマゾンプライムやネットフリックスのように、毎月決まった金額を支払うことで決まった期間車を自由に使うことができます。

この仕組みのいいところは2つあります。


残価設定クレジットの2つのメリット

このようにメリットのある残価設定型クレジットローンですが、説明を読むだけではわからないリスク、知らないと損する落とし穴も当然あります。
落とし穴5つ、順番にご紹介していきます。

①5年後の車の売却額を契約時に保証してもらえる。

車のサブスクにおいて、「乗った分だけ払う」というのは、【未来の売却額を保証して、その金額は契約期間中は払わない】ということを意味します。

つまり、450万の車を5年間の契約で契約し、5年後の車の売却額を180万で保証してもらうことができたら、5年で払うのは270万だけでいいという契約なのです。

まさに乗る分だけ払うというイメージですね。

②分割払いだから今手元にお金がなくても大丈夫!

残価設定クレジットは分割なので手元にお金がなくても新車に乗り始めることができます。今の車の売却額が下がるの嫌だけど手元にお金がない!という方でも、車を高く売って、新車に乗り始めることができます。

もちろんこういったサブスクリプションには気を付けなくてはいけない点もあります。

契約期間中の走行距離が制限されることです。多くの場合、5年間で6万キロが限度とされます。ご自身の使い方と照らし合わせてみてください。


まとめ:クルマは「使った分だけ課金する時代へ」

いかがでしたでしょうか?

車は所有する時代から、使う期間分だけ課金する。そんな時代になりつつあります。

長く所有することで発生する車検代などの維持費や、売却価格の下落、そして突発的な故障リスク。

今は納期的にも金額的にも、簡単に次の車が買える時代ではありません。

ですから、上記のリスクは極力回避するのが車の賢い乗り方なのではないでしょうか。

そうなると、車は故障しないうちに高く売る。そして車両代は乗った分だけ支払う。

という買い方が、これからの時代におけるメリットが大きいと思われます。

皆さまが時代にあった買い方を模索するきっかけになれば幸いです。

営業のプロがライフスタイルに合わせた最適解をご提案!!

この記事をShareする

関連記事

TOPへ