5月5日は、こどもの日
江戸時代の中期頃に誕生したと言われている、鯉のぼり。
5月5日のこどもの日に、鯉のぼりをあげるのはなぜ?鯉のぼりの鯉は空で泳ぐのは当たり前の光景ですが、そもそも水の中を泳ぐ鯉が、なぜ空で泳ぐの?と考えてみると不思議ですね。
鯉のぼりの意味
人生で遭遇する様々な難関を鯉のように突破して”立身出世”して欲しいという願いが込められているそうです。 中国の神話や伝説に登場する「龍」が関係しているといわれています。「登龍(竜)門」、「鯉の滝のぼり」など、鯉の力強い勢いから、お子様に”強く”、”たくましく”育って欲しいという願いを込めているんですね。
鯉のぼり以外の風習
①五月人形を飾る
兜(かぶと)飾りが一般的で、武家の風習が始まりです。 武士たちが戦いの前に身の安全を祈願して、鎧や兜を神社に奉納していたことに由来しています。 そこから、子どもを病気や怪我、事故などから守って欲しいとの願いを込め、鎧兜(よろいかぶと)が飾られるようになったそうです。
②菖蒲湯(しょうぶゆ)に入浴する
5月5日に邪気を払う為に菖蒲(しょうぶ)の葉を湯舟に浮かべ入浴します。菖蒲には薬草として「病気にかからない」という効能があると言われています。
③柏餅/ちまきを食べる
「柏餅」は子孫繁栄を象徴する縁起物、「ちまき」は中国伝来の食べ物で、昔、邪気や厄病を祓(はら)う神聖な茅(ち)の葉で食べ物を巻いたことが発祥と言われています。
お子様たちが、元気に育ち、大きくなったことを、皆さんでお祝いしましょう。お子様のお祝いだけでなく、お母さんに感謝する日でもあることをお忘れなく。
いわれには諸説あります。