止まらないガソリン高騰…電気自動車だと維持費はどれくらい?

昨今、ガソリン代が高騰し続けています。クルマが走るためには必要不可欠な燃料ですが、ガソリン代の影響を受けないのが、EV(電気自動車)です。

EVは維持費が安いと耳にしますが、一体どのくらい違うのでしょうか?また、どんな維持費が安くなるのでしょうか?

今回は、同じ日産のコンパクトカーである、ノート(ガソリン車)とリーフ(EV)の「燃料代」「自動車税」「メンテナンス代」の3つについて紹介します。


維持費を計算してみる

車購入後、燃料代以外にも費用(維持費)がかかります。

ガソリン車もEVも共通してかかる維持費を比較してみてみましょう。


燃料代

燃料代は、カタログに記載してある燃費(電費)の数値で比較します。

例えば、月に1,000km走行するとして計算します。

 ノートリーフ
走行距離1,000km/月1,000km/月
燃費(WLTCモード)28.4km/L322km(一充電走行距離)
単価170円/L25円/kWh
月コスト5,986円3,012円
年コスト71,831円36,114円
※東京電力の25円/kWhを参考。電気料金は、ご契約の電気会社及びプランによって異なります。

燃料代の価格の差は、ひと月2,974円。年間にして35,717円の差。

EVの燃料代は、ガソリンの約半分となる計算です。


自動車税

毎年5月に支払う自動車税。

自動車税は、総排気量によって納める金額が決定します。総排気量が500CC増える毎、税額は上がっていきます。

 ノートリーフ
総排気量1,200CC0CC
区分1,000CC~1,500CC1,000CC以下
納税額30,500円25,000円
※自家用乗用の場合

EVの場合は、「グリーン化特例」が適用されます。

令和5年4月1日~令和8年3月31日中に新車新規登録を行った場合に限り、当該年度の翌年度分について、概ね75%軽減されるのです。

つまり、新車登録年度の翌年度分の自動車税は、6,500円となります。

さらに愛知県は、2027年3月31日までの間に新車新規登録を受けたEVは5年間、自動車税は全額免除されます。 つまり、愛知県で5年間EVを乗る場合、自動車税だけで最大152,500円安くなる計算になります。


メンテナンス代

ガソリン車でもEVでも定期的なメンテナンスや車検は必須です。

しかし、メンテナンスの内容は少し違います。

EVはエンジンを積んでいないため、エンジンオイル交換やオイルエレメント交換が不要です。

東愛知日産の点検のパックで比較します。

「メンテプロパック54」「NISSAN EV あんしんプラス」は、新車購入時~2回目車検直前までの5年間の点検パック、「メンテプロパック18」「メンテプロパックEV18」は車検~車検の間の2年間の点検パックです。

 ノートリーフ
メンテプロパック54/EV あんしんプラス138,830円85,060円
メンテプロパック18/メンテプロパックEV1838,220円21,270円

日産の点検パック「メンテプロパック」は、半年ごとの点検に加え、半年ごとのエンジンオイル交換と1年ごとのオイルエレメント交換が含まれています。

EVの場合は、主に半年ごとの点検(EV診断含む)です。

同じ期間のガソリン車のメンテナンスパックでは、

・メンテプロパック54…オイル交換9回、オイルエレメント交換4回

・メンテプロパック18…オイル交換3回、オイルエレメント交換1回

が含まれているので、EVメンテプロパックはその分安くなっていると言えます。


まとめ

クルマは、燃料代はもちろん、乗り続けるためにかかる維持費はたくさんあります。また、一つひとつ安価ではないため、抑えられる費用は抑えたいところ。

今回比較したように、EVはガソリン車と比べ維持費は安くなる傾向にあります。

また、EVのメリットは維持費の安さだけでなく、国から補助金が交付されたり、電気自動車ならでは乗り心地等の特徴が多数ありますが、そもそもEVの車両購入価格はガソリン車に比べ高額というデメリットもあります。

EVに関してご不明点などありましたら、東愛知日産のスタッフにお気軽にお問い合わせください。既にEVに乗っているスタッフも多数いますので、実際の使用感などお尋ねくださいね。

営業のプロがライフスタイルに合わせた最適解をご提案!!

この記事をShareする

関連記事

TOPへ