「わたげだより〜ママのための子育ておしゃべりcafé体験記〜 10月22日号」
厳しい夏がようやく終わりを告げ、秋の澄んだ空気が気持ちいい季節が訪れましたね。
久しぶりの開催となった本日のママのための子育ておしゃべりcafé。会場である東愛知日産自動車豊橋下地店のショールームはのんびりとしたムードに包まれています。
(店内はすっかりハロウィン一色!)
一方、今朝はお子さんとバタバタな朝を過ごしたというMariさんとゆうネコさん。
主婦のマルチタスク力について語り合っています。
そんな中に本日の主役であるママさんが、二人のお子さんを連れてご来店。
3歳の男の子の手の中にはなにやら分厚い本が……。
見せてもらった本のテーマは……踏切!大人向けの本ですが、楽しそうに読んでいます。
「ここの踏切があってね、カンカンって」
男の子はすらすらと言葉を紡ぎます。
小さな踏切博士のお話をもっと聞きたいのはやまやまでしたが、あっという間に子育ておしゃべりcaféの開始時間になりました。
(踏切の本&動画にすっかり夢中!)
参加者のママさんは講座に何度もいらしているので、自己紹介は割愛して早速車のワンポイントアドバイスに入ります。なんと今回はテーマを三つ用意しました!
その中でも人気が髙かった三つ目のテーマは、『後部座席のドアを開けた子どもが隣の車にドアパンチしないか心配……』というもの。
車でのお出かけの際にヒヤヒヤしているママさんパパさんも多いのではないですか?
そんなお悩みを百円ショップでも販売されているバンドで解決できるとしたら、試してみたいと思いますよね?
方法はサイドドアの上部についている取っ手にバンドを通して、一方の端を窓に挟むだけ。
たったこれだけで風に煽られたりしてもドアが全開になることなく固定される、そんな驚きの方法です。
スタッフが一生懸命説明をしますが、写真だけでは少しイメージが沸きづらかった様子。
今回はバンドを使って実践することができませんでしたので、リベンジに期待が高まります!
(スタッフは常に全力!)
写真のお悩み、マンツーマンでズバッと解決!
早速始まった第一部の講座は、Mariさんによる「子ども写真クリニック~写真なんでも悩み相談室~」。
「最近何か写真に関して困っていることについて、なんでも質問を受け付けます!最近撮った写真で、『どうしたらよくなる?』みたいな質問でもいいですよ!」
皆さんが質問しやすいようにMariさんが助け舟を出してくれました。
それぞれ自分のスマートフォンのカメラロールをスクロールする中、ママ講師が手を上げます。
「大人数で自撮りした時に顔がすごくおブスになっちゃって……」
おそらく一度は経験したことのある、自撮りをした時の写真映りの悪さ。
特に自分がスマホを持って自撮りをする時には尚更イマイチな映りになりがち……。
「それは広角レンズだからですね。四隅が歪んで映っているものを無理やり長方形に処理しているから、伸びて見えてしまうんです。」
ホワイトボードにさらさらと図を書きながら説明してくれるMariさん。
(何気なく使っている広角レンズ、ちゃんと理解していますか?)
「もうこれはポジション争いですね。下側に寄ってしまってもいいので、自分をなるべく真ん中に置きましょう。」
写真を撮る人は端に寄ってしまうことが多いですが、自分の後ろ側に立ってもらうようなイメージで画面に入ってもらうと広角レンズによる影響を受けにくくなります。
「広角レンズを利用して、長く見せたい部位を四隅に映すテクニックもあります。例えば脚を伸ばしたり、腕を広げるのもありですね。」
(図:筆者作成)
せっかくの自撮りなのに映りに納得いかない……そんな状況を防ぐための有益なアドバイスでした!すぐにでも実践してみたいテクニックです。
続いては元気盛りのお子さんを持つママさんならではのお悩み。
「子どもってすぐ走り出したりするじゃないですか。それで慌ててカメラを起動して撮ると、全部ブレブレになってしまって……」
そんなママさんの言葉に、神妙な面持ちで一言。
「速い動きに対応できないってことですよね。でも、ぶれているのは子どもじゃなくてカメラを持つ手なんです。」
え、どういうこと?頭には疑問符がたくさんの疑問符が浮かびます。
写真のブレの原因には「手ブレ」と「被写体ブレ」の二つがあります。
もちろん子どもの動きにシャッターを押す手がおいつかない、という場合もありますが、今回の場合は慌ててカメラを構えて手元が不安定な状態でシャッターを切ってしまっていることが主な要因なのです。
Mariさんからのアドバイスは、自分が三脚になったかのように、三点でバランスを取って安定した姿勢をとること。
両脚をしっかり踏み締めて、腕を固定することを意識しましょう。
壁や身体を預けられる場所があるならばもたれかかるとさらに安定します。
(自分のカメラロールを見返しながらお話を聞きます。)
関連する話題でもう一つ。こちらもママさんからいただいたお悩みです。
「運動会でカメラと動画をできればどちらも残したいんですけれど、一人だとやはり難しくて……」
「そうですね。やはり両方は難しいので、私なら動画にします。」
Mariさん流のポイントは二つ!
一つは、ビデオカメラを持つ手を口の前あたりで固定して絶対に動かさないこと。祈るような姿勢のイメージで、脇をしめて胴に腕をつけるようにするとカメラを持つ手が安定します。
そして、自分の目でしっかりと我が子を見ること。
こうすることで思い出も綺麗に残しつつ、この目で我が子の頑張る姿を目に焼き付けることができます。
運動会は被写体である子どもが動いているためありのままの姿を残すことができるという点で動画を優先していますが、場合に応じて写真で残す方を選ぶなど臨機応変に対応していきましょう!
たくさんのお悩みに答えていたら、あっという間に終了のお時間です。
「いっぱいお話を聞けてすっきりしました。」
そう語るママさんに、Mariさんも「お悩み解決できてよかったです!」とうれしそうな笑顔で応じていました。
肩こり・首こり飛んでいけ!短時間で気分すっきりエクササイズ♪
第二部の講座も引き続きキッズスペースの中で行っていきます。
今日のテーマは「簡単エクササイズで、夏秋のイベント疲れを癒そう」。
KIYOさんが全員に配ったのは簡単なお悩みチェックシート。皆さんのお悩みに応じてどんなエクササイズをするか決めていきます。
何を隠そう、東愛知日産自動車のスタッフは万年肩こり集団。
ママさんも普段お子さんを抱っこしていることが多いので肩や首の疲れを感じることが多いのだそう。
ということで、満場一致で今日のテーマは肩こり・首こり解消エクササイズに決定!
音楽をかけて、早速実践に入ります。
一同はキッズスペースに胡坐をかいて円状に座り、まずはセルフチェックから。
マッスルポーズをとって、肘と肘をくっつけるように腕を引き寄せます。
「本当に身体が硬いと、腕がくっつけられないという人もいるので安心しました。」
一同を見回して、KIYOさんは安堵の表情。
「ではそのまま、腕を上にあげてください。」
この動き、一見簡単なように聞こえて、なかなかにキツい……!
合わせた両腕を必死に持ち上げる一同には苦悶の表情が。
ここから固く可動域が狭い肩甲骨をほぐして柔らかくしていきます。
まずは以前のエクササイズでもウォーミングアップとして取り入れていた、肩や首をほぐす動きから。
気づけばガチガチにこわばりがちな首。
思いっきり押してあげると、うーん。気持ちいい!
ママ講師のもとにネコの絵本を持ってきて読んでもらっていた女の子ですが、とことこと歩いてエクササイズ中のママさんに抱き着きにきました。
(今日はすぐにこの場に慣れてくれたものの、まだまだ人見知りをするお年頃。)
元気に歩きまわる姿を見せるもののまだ1歳になったばかりの女の子。
ママといるのが一番安心なのでしょう。
腕を真っ直ぐにピンと上にあげて下ろしたり、肩の高さで腕をキープしながら後ろ向きにバウンスするように揺らしてみたり。
簡単そうに見えて、きちんとやろうとすると実はめちゃくちゃハードなんです!
ううう……きっつい!
そんな言葉が漏れそうになりながらも最後までエクササイズをやり遂げました。
最後にもう一度肩甲骨の柔らかさをチェック!先ほどよりも腕が上がるようになっている人がちらほら。
10分ほどのエクササイズでも、しっかり効果が出ていることを確認できました!
「疲れたなと思ったら、ちょっと首を回したり肩を回したりするだけでもいいので、ぜひ体を動かしてみてください!ちょっとずつでも続けていくことで解消できます!」
日中はお子さんのお世話に家事に、息つく間もないくらい忙しいママさんたち。
ふと気づいたときに首や肩を回してあげるだけでもリラックスにつながります。是非毎日少しずつ続けてみてください。
KIYOさんから力強いメッセージをいただいたところで、第二部の講座も終了です。
秋の講座も盛りだくさん!
最後に今後のイベントのご案内をさせていただきました。
前回から本日まで日が空いてしまっていたところから一転、11月5日・11月26日・12月3日とコンスタントにイベントを開催していきます!
季節の変わり目から寒い冬を迎える時期も、ママ講師たちはパワフルに皆さんをお出迎えします。
今日の記事を読んで面白そうだと感じてくださったそこのあなた。
ぜひお気軽に足を運んでくださったらうれしいです!
講座終了後に、Mariさんの教えを基にスタッフたちで自撮りをしてみました。
その写真がコチラ!
Mariさん伝授の広角レンズの歪みに抗う自撮り術、果たして活かせているでしょうか?
このように今後もイベントの様子を盛りだくさんでお届けしていきます。
次回のわたげだよりもお楽しみに!