「わたげだより~ママのための子育ておしゃべりcafé体験記~ 6月4日号」

 わたげだよりでは、東愛知日産店舗にて開催しているリアルイベント『ママのための子育ておしゃべりcafé』の様子を皆さんにお届けしていきます。6月4日に豊橋下地店にて行われたイベントでは、これから始まる憂鬱な梅雨時を乗り切るためのヒントが盛りだくさんです!ぜひ最後までお楽しみください。

アットホームな雰囲気でスタート!

 6月4日、太陽が高く昇り清々しくも少し汗ばむ陽気の今日は、久しぶりの『ママのための子育ておしゃべりcafé』開催日です。当日キャンセルが出て参加する親子は一組ですが、キッズスペースに寂しい雰囲気はなくにぎやかです。

 好奇心旺盛な10ヶ月の女の子は、パンダのぬいぐるみやおもちゃに興味津々。普段お父さん以外の男性はあまり身近でないからか、男性スタッフが遊んであげると楽しそうな笑顔を見せてくれました。そんな様子を一同が温かく見守りながら、和やかなムードで講座が始まります。

(赤ちゃんと目線を合わせながら遊ぶことは子育ての基本!)

 まず初めの会で、この子育ておしゃべりcaféがどのような目的で行われているのかについてお話ししました。2010年頃に「かつての自分のように子育てで悩む女性をアロマで救いたい。」という1人のアロマ講師の女性の思いからスタートしたこと。24時間子育てに追われながらも周囲からそのがんばりを認めてもらいづらいママさんたちが、自分だけの時間を楽しんだり子育ての悩みを共有できる仲間と出会ったりすることで心の安らぎを得てもらうためのイベントであること。話を聞いているママさんの真剣なまなざしが印象的でした。

 次に恒例の車屋さんが教えるワンポイントアドバイスのコーナーですが、今日は何やら小道具がある様子。スタッフが取り出したのは目立つ赤色の三角形の枠。皆さんはもうお分かりでしょうか?これは車が故障したなどの理由で車が動かせなくなっている場合に停止車両があることを周囲に知らせるための停止表示板です。高速道路を走っていてやむを得ず車を停車させなければならなくなった時、この停止表示板を表示していないと減点や罰金が科せられることがあるのです。意外と知らない人も多いのか、「へぇ〜!」という声もちらほら。「もし持っていなければ当店で販売もしていますので」という締めの言葉には一同から笑みがこぼれました。

(ワンポイントアドバイスのコーナーは三角表示板の実物とともに)

 その後は自己紹介に移ります。本日参加してくださったママさんは、「年齢面で不安があるが子育てのために体力を維持したい」と語るエネルギッシュな女性です。「普段はあまりダンスをしたりすることがないので、今日の講座がとても楽しみです。」と意気込みはばっちり。そしてママ講師のKIYOさんからは、かつてこのイベントの参加者だったという過去が!知り合いのいない町で子育てをしていたKIYOさんは、このイベントに参加して子育てから解放された一時を過ごすことができたことから「楽しい!」と感じたとのこと。参加者としてイベントの魅力を知っているからこそ、ママ講師として参加者のママさんに寄り添った楽しい講座運営ができるのですね。

(和やかなムードで進む自己紹介)

雨降りでジメジメした日こそ、お家でレッツダンス!

 全員が自己紹介を終えて早速第一部の講座に移ります。キッズスペースの隣のスペースにはジョイント式のマットレスが敷かれ、ステレオからは軽快なダンスミュージックが流れているという非日常的な状況。第一部の講座はKIYOさんによる『ダンスでデトックス♪~初心者専用 0〜3歳のベビママダンス~』です!しかし、いきなりがっつり踊るわけではありません。KIYOさんの「普段から少しでも運動をしている人はどれくらいいますか?」という問いかけに手を挙げた人はなんとほとんどゼロ!急に激しい運動をして身体を痛めないためにも、まずは音楽に乗って肩や首、そして脚と丁寧にストレッチをして身体をほぐしていきます。

(運動前のストレッチをする一同)

ストレッチが終わり、マットレスを片付けて靴を履いたら本格的なエクササイズに入ります。KIYOさんから丁寧に振り付けを教えてもらいながら練習をして、ついに最初から通しで音楽を流して踊ることに!緊張感が高まる一同にKIYOさんが一言。

「周囲のことは気にせず、自分の世界に入りこんでとにかく楽しんでいきましょう!」 

恥ずかしがらず、間違えてもいいからとにかく音楽に乗って身体を動かし楽しむことが大切なのだ、というKIYOさんからのメッセージを胸に音楽に乗って身体を動かします。

(リズムに乗ってダンス!)

気がつくとキッズスペースで遊んでいたお子さんが私たちを見つめていて、まるで応援してくれているみたいでより一層楽しく踊ることができました!ダンスが終わったころには汗をにじませ息切れしているスタッフも多数。身体を動かすことの楽しさや大切さを体感でき、終了後の一同の表情はどこか晴れやかでした。

毒出しってなに?……実はたった今体験していたんです!

 休憩を挟んだ第二部の講座は全員でキッズスペースに座ってスタートです。担当するママ講師はゆうネコさん。今回のテーマは『ジメジメ期にする毒出し!』です。

「『毒出し』ってなんだろう?」記事を読んでくださっている皆様の中にはそう感じた方もいるのではないでしょうか。デトックスと言い変えるとなじみがあるかもしれませんね。体内にたまってしまう食品添加物や化学物質、排気ガス、発がん性物質といった体に害を及ぼす物質を毒素と総称し、それらを体外に排出することを指します。汗をかくことも毒出しの一つですので、まさに第一部の講座で私たちも実践していたのです!

急に暑くなり始めるこの時期には、まだ身体が適応できておらず汗をうまくかけないことがあります。すると身体に毒素が溜まってしまい不調の原因となることも。3歳までに汗をかく経験が豊富な子どもは大人になっても汗を出しやすい身体になるのですが、最近は冷房の発達により汗をかきにくい体質の人が増えているとのこと。熱中症を予防するためといってもエアコンに頼り切ることは危険かもしれませんね。

つまり、体内に身体によくない物質が蓄積してしまうことを防ぐために、まずは毒となる物質を体内に入れないこと、そして毒を出せる身体を作ることが大切なのです。

(スケッチブックを手にお話をするゆうネコさん)

実際に、毒素を身体に入れないために避けるべき4つのものが挙げられました。本日はその中から一つ紹介します。それは人工甘味料です。健康への悪影響が懸念される甘味料としてアセスルファムKが有名ですが、こちらは想像以上に多くの食品に転嫁されています。カロリーゼロの食品や飲料、子供向けのものでいうと咳止めシロップなどに含まれることがあるそうです。お買い物をするときには食品表示を確認する習慣をつけるとよいでしょう。

 今回は参加しているママさんがお一人だったこともあり、講座の内容を詳しく掘り下げるというよりもママさんのお話を聞きながら自由に話題を広げていく様子が見られました。

ママたちの子育てトークの話題は無限大!

 話に花を咲かせていたらあっという間に講座の終了時間になり、終わりの会と恒例の記念撮影タイムです。みんなの笑顔が眩しいですね。

(ダンスの効果かリラックスした笑顔が眩しい集合写真に!)

終了の挨拶後もママさんたちは話し足りない様子。「子どもを預けられる先がない」というママさんの悩みを聞いたゆうネコさんが『ファミリーサポート』や『AsMama(アズママ)』など子どもを預かってもらえるサービスの利用を提案されていました。そこから話は豊橋市での子育てに飛び、ママさんが今回イベントを知ったきっかけとなった『こども未来館ここにこ』の話などが出ました。こちらの施設でも子育てに関するイベントが行われているそうで、3人の会話から豊橋市の多様な子育て支援サービスがあることがわかります。『共働き子育てしやすい街ランキング2023』で全国3位に選ばれている実績を考えるとこの充実振りも納得です。

 最後にママさんに今日の感想を尋ねたところ、「無料で講座を聞くことができるのはとてもありがたいです。今日のイベントもとても楽しかったのでこういう場所が増えて欲しいですね。また参加させてください。」とうれしいお言葉をいただきました。そして次回以降の講座案内のチラシをお渡ししてスタッフ一同でお見送りしました。たくさん笑顔を見せてくれた赤ちゃんとのお別れは名残惜しかったですが、またこの場所で一緒に遊ぶことができる日を楽しみにしたいと思います。

 この『ママのための子育ておしゃべりcafé』も、より多くのママさんに参加してもらい豊橋市が子育てしやすい街であるための一助となれるように努めたいと思わされた一日でした。次回のレポートは6月25日火曜日に豊橋下地店にて開催されたイベントについてお届けします!毎日子育てを頑張るママさんのご参加をお待ちしております。

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