わたげだより~ママのための子育ておしゃべりcafé体験記~ 9月3日号

わたげだよりでは、東愛知日産店舗にて開催しているリアルイベント『ママのための子育ておしゃべりcafe』の様子を皆さんにお届けしています。

今回は9月3日に豊橋下地店にて行われました。子育て中の日々を豊かに過ごすためのお話が盛りだくさんのイベントとなっています。是非最後までお楽しみください!

本日参加されるママさんはお二人。

連続で講座に参加してくださっているママさんは馴染んだ様子でママ講師と談笑しています。もう一人のママさんも参加経験がある方ですが、どうやら2歳のお子さんは大人が多い環境に緊張している様子です。

「じゃあそろそろスイッチ消そうか〜?」

講座を始めようというタイミングで、ママさんが遊んでいるお子さんに声をかけました。

するとお子さんは、ボタンを押してコンロのスイッチを消して見せたのです。

先程まで周りの大人に緊張しているのか硬い面持ちだったお子さんが見せた行動に、その場にいたスタッフ一同は「すごいね!」とエールを送ります。

するとお子さんもどこか満足げな様子を見せてくれました。

(コンロのおもちゃのスイッチを押して消している姿に一同の拍手が!)

今日の子育ておしゃべりcaféもすっかり慣れた雰囲気で進行していきます。

「今日の主役はママさんなので、お子さんは自分たちに任せていただいて、子育てを忘れてリラックスしてもらえたらと思います。」

今日は車に関するワンポイントアドバイスはお休み。早速講座に移ります。

実は知らない⁉️七五三にまつわるエトセトラ

キッズスペースを出るといつも通り、すぐ隣のスペースには机とともにホワイトボード。準備は万端の様子!

担当講師のMariさんが描く3人のこどものイラスト、その隣に踊る「七五三」「5W1H」の文字。これらは一体何を意味するのでしょう……?

(「画力の限界です」と語っているもののわかりやすい絵ですよね?)

それでは早速、第一部の講座「写真撮影だけじゃない!七五三ってなんだろう?」の始まりです。

「私の持っている知識をひけらかして『お〜!』と思わせてから質問に答える形にしたいと思います!」

そんなMariさんの笑いを誘う言葉と裏腹に、講座の内容は真剣そのもの。

5W1Hに則りながら七五三について話していきます。

まず何日にやるのか。

「11月15日ですかね?」

正確な日付は意外と浮かばないものですが、ママさんがバシっと正解を叩き出しました。

「すごい!!もう今日帰って大丈夫です!」

いやいや、と笑いに包まれる一同。Mariさんからの質問が続きます。

ここで皆さんも一緒に考えてみてください。

なぜ七五三を3歳、5歳、7歳でやるのか?

言われてみるときちんと説明できない人も多いはず。

それは、昔は5歳を迎えるまでに亡くなってしまう子が多かったから。

生きてその年齢を越えられたことを神様にお礼し、お参りしてご挨拶をする平安時代の儀式が七五三の基になっています。

七五三の成り立ちについてはほとんどの人が知らず、一同からは「お~!!」と感嘆の声。

「こういう話ってあんまりウケないんですけどね」

なんて言うMariさん。ですが、新たな知識が得られる喜びもイベントならでは。

さらにもう少し詳しく成り立ちを見ていきましょう。

先ほどの絵をもう一度見てみてください。

Mariさんが絵を通して伝えたいもの。それがまさに七五三の成り立ちを表しています!

(ヒントは矢印!おわかりいただけたでしょうか……?)

そう、それぞれの年齢で行われた儀式の意味を表しています。

まず3歳で行われる「髪置き」。当時、赤ん坊は髪を剃る風習がありましたが、ここで初めて髪を伸ばし始めます。

5歳で行われる「袴着」では、吉方を向いて碁盤の上で袴を履きます。

最後に7歳で行われる「帯解き」は、子供向けの紐付きの着物を卒業し、帯を締める本裁ちの着物を身につける儀式です。

これらの儀式が由来となり、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で七五三をすることが一般的になりました。

「『男の子で7歳にやったらダメですか?」といった質問もよく聞きますが、ぶっちゃけOKです。昔とは社会情勢も違いますし、今の七五三はファッションイベントみたいになってしまっているので。」

そんな風潮に反して、Mariさんの経営する写真館では七五三の伝統や成り立ちを大事にしています。

例えば、3歳の儀式の意味を大事にして、女の子のヘアセットは髪の毛がきちんと見えるデザインに。

写真のポーズでは、七五三の着物ならではの裾と袖の柄の繋がりがわかるように、袖を広げて着物の柄を見せる立ち姿の写真を必ず撮る。そんなこだわりがあります。

「最近ではなんとなくおしゃれな感じの写真を撮るだけの写真館も増えていますが、せっかくなので七五三の背景も大事にしている写真館をおすすめしたいです。」

また、目的別の写真館の選び方や何歳で写真を撮るのがベストか、というお話もしてくれました!

ここで、印象的なMariさんの言葉を一つ。

「お客さんを早くから囲い込むために2歳などから七五三の案内を送ってくる写真館もあります。でも、急かす言葉に踊らされないでほしいです。」

一体どうして?一同の頭に疑問符が浮かびます。

「考えてみてください。2歳の子供たちが大人しく着物を着てくれると思いますか?十中八九着てくれません!」

「あー、確かに!」と納得ムードに包まれる空気とともに一同から笑いが溢れます。

しかし、全く笑い事ではありません。

2歳の子供たちはまだイヤイヤ期の真っ只中にあることも多い時期。着物を着せようとしたらぐずってしまったり、走って逃げ回ったり……。

実際にその状況に直面したならば、きっと困り果ててしまいますよね?

我が子は着物を大人しく着てくれるか、お参りと写真撮影を一日に詰め込んだら疲れないか、髪が伸びた状態のより可愛い写真を残せるか……などなどお子さんの成長と向き合いながら、ベストな写真を残して欲しい。

そんなMariさんのお客さんを第一に考える姿勢が全面に出ている言葉でした。

第一部の講座はここでおしまい。

ふとキッズスペースに目をやると、少し人見知りをしていたお子さんとママ講師が仲良しに!二人の笑顔に一同癒されました。

あなたのカラダを徹底分析!内側から健康ゲット!

休憩時間明け。ホワイトボードには先ほどのMariさんの絵が残っています。

「せっかくなのでMariさんの絵を使いながらやります!」

「ちょっとなんでよ〜」

ママ講師お二人の掛け合いに場の雰囲気はすっかり和んだ様子。

そんなこんなで始まった第二部の「ねっこ」さんの講座は、「秋のカラダのタイプ診断♡」。

この記事を読んでいる皆さんは、自分の身体についてどれくらい知っていますか?

自分の身体をプロファイリングしたら、体調を崩しやすい季節の変わり目も健康に過ごせるようになれるかもしれません!

診断に入る前に、身体や健康についての考え方からレクチャーしていきます。
Mariさんがお話していた七五三の由来の中では「3歳で言葉を、5歳で知恵を、7歳で歯を得る節目だから」という説も紹介されていました。

ということで、ねっこさんはここから歯の重要性についてお話ししてくれました。

(いったいどんなお話をしてくれるのか?ドキドキですよね?)

「歯と健康の関わり合いはとても強いんです。例えば、身体の調子を整えるためには栄養素が必要不可欠ですが、その栄養素を取り入れるためには食べ物を歯で噛むことが必要ですよね。結果、栄養素の働きによって内臓が守られる正の循環が起きます。」

歯と食べること、健康との間には密接な関わり合いがあるため、食べ物による体質改善は理にかなっているのです。

体質改善は行動を変えれば何歳になっても可能なのだそう!

生活の一部でありどんな人でも始めやすい、食べ物から健康になる方法。皆さん知りたいですよね?

それではお待ちかねの診断のお時間!

使ったのは「からだかがみ」というサイト。

人の身体は「血・気・水」でできており、三つのバランスが崩れると私たちは体調を崩してしまう、この東洋医学の考え方を基に、6つのタイプに分類していきます。

普段の自分について簡単な質問に答えるだけなので、皆様も診断してみてください!

(それぞれ自分の診断結果を確認!)

「はい、気滞タイプの人いますかー?」

診断が終わったら、それぞれのカラダタイプを聞いてフィードバック。

それぞれのタイプにどんな不調が起こりやすいのか知ることによって、効果的な対処法、例えば不調の改善のために食べると良いものがわかります。

「え、当たってます!実はあまりお腹が強くなくて……」

実際にカラダタイプに該当する不調を感じているという人も続出!この診断、かなり信憑性が高いのかも……?

自分の結果に納得できた方は特に、ご家族やパートナーにもカラダタイプを診断してもらうことがおすすめ。

献立を考えるときや外食に行くときのメニュー選びなど、様々なことに生かせること間違いなしです!

そして参加者の健康に関するお悩み相談会も。

肩こりがひどくて病院に行こうと思っていて……と悩みを相談するスタッフの言葉に、同じく肩こりに悩まされているママさんが反応。

会話が盛り上がる様子を受けて、ねっこさんが肩こりについて解説してくれました!

「肩こりの原因には目の疲れ、首の疲れ、腰の疲れの三つがあります。」

そう言いながら目視と実際に肩を触る触診を行うと、肩こりの原因をさらりと突き止めたねっこさん。さすがはママ講師随一の健康のプロ、こんなことまでできちゃうんですね。


ほかにも「整体と接骨院のどちらに行くべきか」など様々な話題が白熱。非常に活発かつ和気あいあいとした時間となりました。

(巷には触らず治す整体というものもあるそうですが、効果はいかに……?)

最後にねっこさんからのまとめのメッセージで締めたいと思います。

「ぜひ、『自分の体が将来どうなってほしいか』をイメージすることにも役立ててほしいです。そんなあなたの姿勢を見て、お子さん方も『こんなお母さんになりたい』『こんなお母さんになりたい』と考える循環にもなり得ますから。」

食べ物から身体の健康、母から子への価値観。身体について理解することでこのような様々な循環が叶えられることが分かったところで、第二部の講座も終了です。

ママさんもお子さんも笑顔になれる場所

二つの講座が終わり、子育ておしゃべりcaféも閉幕の時間。今日はいつにも増してあっという間に時間が過ぎてしまったように感じます。

講座が進むにつれてママさんたちの表情が柔らかくなり、笑顔が増えたこと、お子さんもママ講師とともにお絵描きを楽しむなかですっかり緊張が解けたことが印象的な回となりました。

この子育ておしゃべりcaféは、ママさんにとってもお子さんにとっても、楽しさと安らぎを感じられるひと時。

(ママ講師の頼もしいまなざし)

そんな時間を過ごしたいというママさん、ぜひイベントにお越しください。

皆さんの「こんなお話が聞きたい!」という想いに寄り添うママ講師がお待ちしています。

次回は10月22日のイベントの様子をお届けします。

一体どんなママさんやお子さんの笑顔を見ることができるでしょうか?

次回のレポートもお楽しみに!

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