豪雨や災害…保険を見直すポイント

2023年6月、東三河を襲った記録的な豪雨。タイヤが水に浸かってしまうほどの大雨で、道路には水没で動かなくなってしまったクルマが多く見られました。

クルマがないと生活に困ってしまう東三河。

水没での損害がでてしまった場合、自動車保険でお金は支払われるのでしょうか?

今、ご豪雨自身が入られている保険の内容を一度確認してみませんか?


契約内容を確認する

保険の内容を確認したい場合は、「保険証券」を見ます。

保険証券とは、契約を交わした後に保険会社から交付される証書です。

保険契約者の名前・住所などの基本的な情報をはじめ、クルマの情報、保険の契約期間、そして契約内容などの記載があります。

保険証券は車内に保管している方が多いのですが、最近ではスマホやパソコンから見ることのできる“WEB証券”も増えています。(WEB証券の名称は保険会社によって異なります。)

契約内容は、対人、対物、人身傷害、車両保険の大きな4項目があります。

①対人賠償責任保険

自動車事故により他人を死傷させてしまったとき、法律上の損害賠責任を負う場合の補償

②対物賠償責任保険

自動車事故により他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償を負う場合の補償

③人身傷害保険

自動車搭乗中の事故などにより死傷してしまったときの、治療費や休業損害などの補償

④車両保険

自動車事故により生じたクルマの損害に対する補償

上記の4項目以外に、「特約」を付帯することで様々な補償を受けることが可能です。


豪雨の際、保険が適用するか確認するポイントは?

車両保険」に加入しているか確認しましょう。

車両保険は、事故や当て逃げなどにより生じたクルマの損害を補償します。

車両保険と聞くと、交通事故によるクルマの故障を修理するイメージがありますが、補償されるのはそれだけではありません。

台風や竜巻、洪水などによる水没の損害も補償しているのです。

実際、2023年の豪雨の際も、車両保険で水没したクルマを修理したり、全損になってしまった場合は新しいクルマに乗り換えるというケースはいくつもありました。

万が一に備え、車両保険に加入しているか確認しておきましょう。

しかし、車両保険の加入はすべての人にオススメするわけではありません。

車両保険で保険金(支払われる金額)の上限は、時価などを加味し保健会社により契約時に決められています。

つまり、長い年数乗っているクルマの場合、車両保険に加入しても保険金が低い(=修理金額より少ない)ことがあるからです。一方、新車やまだ年数の浅いクルマ、高級車などは車両保険に加入することをオススメします。


津波による水没

車両保険は地震、噴火、津波による損害は補償されていません。つまり、水没でも津波による水没は車両保険では保険金の支払いはありません。

地震、噴火、津波の損害を補償したい場合は、保険会社によりますが、全損時に一時金を支払ってもらえる特約を付帯できる場合もあります。


まとめ

ご自身の保険の契約内容はいかがでしょうか?

保険は、万が一に備え、前もって準備しておかなくてはなりません。

車両保険以外でも、「これは補償されるの?」「今の契約内容は合っている?」などご不明な点ございましたら、東愛知日産のスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

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