いつからだっけ? クルマの税金が上がるタイミング

クルマは、一度購入すればその後はお金がかからないわけではなく、継続的にコストがかかります。

その中でも、大きな割合を占めるのが税金。

クルマの税金の中には、年数を経ることで金額が上がるものがあります。

税金が上がることをきっかけに、クルマを買い替えることを検討する方も多いです。

しかしながら、実際にいつ、どんな税金が上がるか、詳しく知らないのではないでしょうか。

今回は、税金の上がる年数についてご紹介。

意外なタイミングで上がるものもありますよ。


クルマの税金って何があるの?

そもそも、クルマの税金になにがあるかをご紹介します。

クルマの税金は大きく分けて4つあります。

順番にご紹介します。

①自動車税

クルマの排気量に応じて額の変わる税金です。

購入時にかかるほか、毎年支払う必要があります。

②重量税

クルマの重量に合わせて、購入時と車検時にまとめて支払います。

普通自動車は重量0.5トンにつき8,200円、軽自動車は重量関係なく6,600円かかります。

③環境性能割

以前あった「取得税」という税金が廃止され、代わりに生まれた税金です。

クルマを購入したり、譲り受けたりした場合に支払います。

購入してから追加で支払うことはありません。

④消費税

クルマも普通の買い物と同じように、消費税が10%かかります。

当然ながら新車・中古車ともに購入時のみで、維持しているだけではかかりません。

①自動車税と②重量税に関しては、定期的に支払う必要があり、

主にこの2つが年数によって上がる税金になります。


いつ上がるの?

自動車税と重量税に共通するタイミングは

「初度登録から13年経過時」です。

自動車税

普通車であれば約15%の増加、軽自動車であれば約55%も増加します。

ただし、税金が上がるのはガソリン車のみで、ハイブリッドなどのクルマに関しては13年経過後も税額は変わりません。

重量税

13年経過後の場合、普通車は約40%も増加します。

さらに、重量税の場合は

18年経過した場合も税額が10%ほど増加します。

こういったことを考えると、税金が上がる13年を節目にクルマを買い替えるのは、自然なことかもしれません。

しかしながら、税金が上がるのは、13年目以外でも存在します。


知ってますか、減税・免税

「エコカー減税」というものをご存知でしょうか。

燃費や排ガス性能が基準よりも高い、いわゆる「環境にいい」クルマに与えられる、重量税の減税です。

電気自動車や燃料自動車は、購入時と初回車検時に適用され重量税が免税、その他のハイブリッドであっても、その性能に応じて減税や免税を受けることが出来ます。

そしてこれらの減税・免税は、2回目の車検以降は適用されません。

車検代はクルマが年式を経るごとに高くなっていくように感じるのは、交換部品が増えることの他に、こういった減税・免税がなくなることも理由かもしれませんね。

そのため、あくまで「税金」という視点でみるのであれば、2回目の車検を受ける前にクルマを手放す方が、税金対策としてはいいかもしれません。


まとめ

という形で、クルマにかかる税金について解説しました。

今回は税金という、比較的分かりやすく目に見えるものでしたが、クルマに乗るうえで動いていくお金はそれだけではありません。

税金や修理費に加え、クルマの価値が下がっていくことも資産の減少として重要な事実です。

ひょっとしたら、税金よりももっと大きな金額が下がっているかもしれません。

クルマを乗り替える際は、ひとつの金額だけではなく、様々な面を考慮した上で、納得感のある選択をすることをお勧めします。

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