売却する時に価値が低い?電気自動車との付き合い方

「走りがスムーズで気持ちいい!!」

電気自動車に初めて乗車した人はモーターと電気の力だけで走る気持ちよさに驚きます。

一度乗ったらあなたもその走りの虜になるのではないでしょうか?

しかしながら、電気自動車には思いがけない落とし穴があります。

それは再販価値の低さです。

再販価値とは購入した車を売却する際の価値のことを指します。

再販価値が低いと購入からしばらく立って乗り替えようとした時に、新車に支払った金額に対して、売却する際に得られる金額が少なくなってしまいます。

ではどのくらい再販価値が低くなってしまうのでしょうか、またそれに対する解決策はあるのでしょうか?

今回は落とし穴とうまく付き合い、電気自動車を賢く乗りこなす方法について詳しくお伝えします。


ガソリン車と電気自動車の再販価値を比較

電気自動車はガソリン車と比較してどのくらい再販価値が落ちてしまっているのでしょうか?

日経クロステックの記事に掲載された、ペイカレント・コンサルティング作成のデータから同じくらいの大きさである日産リーフGとホンダシビックを比較してみましょう。

電気自動車例

– 日産リーフG:新車価格399万円(2018年当時)→5年落ち中古車平均価格219万円

(約45%減少)

ガソリン車例

– ホンダシビック:新車価格285万円(2018年当時)→5年落ち中古車平均価格234万円(約18%減少)

参考:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02419/060500005/

これらを比較してみると日産リーフG(電気自動車)の価値が大きく低下していることがわかります。

現在、発売から5年経過している発売中の電気自動車は日産リーフ以外にありませんが、数年後他のメーカーの電気自動車も同様に価値が低下している可能性はあります。

それではなぜこんなに再販価値が低いのでしょうか。


再販価値が低い要因って何?

再販価値が低い理由は主に二つ考えられます。

1.

技術の進化

電気自動車の技術は急速に進化しており、新しいモデルやバッテリーの改良が続いています。

例えば、初期型リーフのバッテリー容量は24kWh(一回の充電で約200km走行可能)ですが、最新のリーフのバッテリー容量は64kWh(一回の充電で約450km走行可能)まで拡大しています。

さらに自動駐車が可能になるなど機能面も追加されています。

このように古いモデルが最新の技術に追いつけなくなり、再販価値の低下につながっていることが考えられます。

2.

バッテリーの劣化

電気自動車のバッテリーは時間とともに劣化します。

バッテリーの寿命や性能低下が進むと、車の走行距離や充電容量が減少し、それが中古車の価値を下げる大きな要因となっています。

ではこれらの要因によって再販価値が低いことはわかりましたが、どうやってそれを解決すればいいのでしょうか。


電気自動車を賢く乗るためのおすすめの解決策!!

再販価値が低いという課題に対する解決策について二つおすすめします!

1.

残価型クレジットローンを活用

残価型クレジットローンは、あらかじめ将来の下取り価格を設定して、車両価格から下取り価格(残価)を差し引いた金額に対してローンを組む方法です。

例えば、300万の車を5年の残価設定ローンで購入したところ、80万円の残価が設定された場合、300万円から残価の80万円を差し引いた220万円を5年かけて支払います。

ローンの返済期間終了後は、車を返却して新しい車を購入することができます。また、残りの金額を支払って、車を買い取ることも可能です。

この方法を利用すると、バッテリーの劣化が進んでしまう前に、最終回に車を返却することが可能です。

しかも、電気自動車による再販価値のリスクも、残価によって保証されています。

そのため、バッテリーの容量に悩まされずにストレスなく利用できます。

その一方で将来の残価と契約内容を理解し、将来の支払いに備えることが大切です。

残価型クレジットローンは、最終的に返却するか買い取るかを選びます。

返却する際には新しい車を購入するための資金が必要で、買い取る場合は残価を支払う必要があります。

そのため、基本的には支払いが発生し、そのための資金を貯金しておく必要があるので注意が必要です。

2.

蓄電池として活用

電気自動車はV2Hという変換器を用いれば、蓄電池として電気自動車の充電を自宅に給電することができます。

さらに家庭用の蓄電池は消防法によって規制されているため、最大でも16kWhほどですが、電気自動車は長距離を走れるだけの電気を蓄える必要があるため蓄電池の最大容量よりも数倍大きいのが特徴です。

例えばリーフ最新型は64kWhなので蓄電池の最大容量の4倍の大きさがあると言えます。

そのため、停電時にも長時間電気を使用することができます。


まとめ

今回は電気自動車の落とし穴についてご紹介しました。

電気自動車には落とし穴もありますが、工夫して乗れば落とし穴を埋め合わせることができます。

落とし穴に注意しながら、自分に合った選択肢をご検討してみるのがおすすめです!

また、東愛知日産自動車は電気自動車の試乗も行っています。

ぜひ、東愛知日産自動車でモーターと電気の力だけで走る気持ちよさを体験してみてください!!

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