“猫バンバン”や“熱中症”…命を守るために必要なこと

クルマを運転する以上、周りを注意し安全運転に努めるのは当然かつとても大切なこと。しかし、運転中以外にも気をつけたい“事故”があります。

それは、寒い時期の猫バンバンと暑い時期の熱中症です。


猫バンバンとは?

「猫バンバン」は、クルマに乗り込む前にボンネットを「バンバン」と叩くことです。

猫は、狭くて暖かい場所を好みます。エンジンルームはその条件がそろっており、エンジンルーム内に猫が侵入してしまうケースがあります。特に寒い時期はその可能性が高いです。猫がいることに気づかぬままエンジンをかけてしまった…という事故が起こってしまうことがあるのです。

そのような事故を防ぐために行ってほしいのが「猫バンバン」。クルマに乗り込む前に、ボンネットを「バンバン」することで、猫がエンジンルームから出てきたり、鳴いたりして事故を防ぐことができます。また、時間がないときには強めにドアを閉めたりクラクションを鳴らすことで、こちらの存在を猫に知らせることも方法です。 また、寒い時期でなくても、雨風をしのぐためにエンジンルームやタイヤハウスに隠れたりしていることもあります。エンジンをかける前に確認をすると安心です。


暑い日に気をつけるべきこと…熱中症

周知の事実ですが、夏の車内はかなり温度が高くなります。

「エンジンを切った車内に置き去りになってしまった」という痛ましい事故は、近年ニュースで取り上げられています。

ペットとクルマでオデカケした先でのお買い物や食事の際、「少しの間だけだから」と車内でお留守番させている光景は珍しくありません。

しかし熱中症にかかるのは、人間もペットも同じです。むしろ人間よりも熱中症にかかりやすい犬種もいます。

夏の車内の温度は、なんと50℃以上に上昇することもあり、命にかかわる暑さであることがわかります。

フロントガラスに暑さ対策のサンシェードを装着していても、ダッシュボードの温度上昇は多少抑えることができるものの、車内の温度は50℃にまで上がることがJAFの実験でわかっています。

夏の車内は猛烈な暑さになるため、子どもやペットはもちろん大人も体調には十分注意しなくてはなりません。

また、車内でお留守番をさせるつもりがなくても、車内にいたお子さんやペットが誤ってボタンを押し、キーのとじ込みをしてしまったというケースもあります。結果、長時間暑い車内に閉じ込められてしまうということが実際に起きています。

小さなお子さんやペットは意思疎通が困難であるため、運転者の大人たちが十分に気をつける必要があります。


まとめ

クルマを運転中の事故に気をつけることはもちろんですが、運転していないときもクルマが引き起こす事故に注意しなくてはなりません。

万が一、何かトラブル起きてしまったときは、JAFのレスキューを呼ぶなど落ち着いて対処しましょう。

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