最新のクルマはバッテリー寿命が意外と短いってほんと?

近年、技術の進歩により、自動車はますます高性能かつ便利になっています。

それと同時に、クルマのバッテリーも従来より進歩しているはず……

しかし、驚くべきことに、現代の最新技術を搭載したクルマの寿命は昔とそれほど変わっていないという声も。

それでは、なぜクルマ自体は進歩しているにもかかわらず、バッテリーの寿命は変わっていないのでしょうか?

本記事では、その理由と寿命を伸ばすための工夫について探っていきます!

寿命が変わっていない理由と伸ばす工夫を知って、バッテリー上がりを防ぎましょう!


バッテリー寿命はどのくらい短いのか

そもそもクルマのバッテリー寿命はどのくらいなのでしょうか?

クルマの使い方や環境によって劣化具合が左右されますが、大体の目安は2〜3年。

20年前のバッテリー寿命も一般的に2〜5年程度だったので、冒頭でもお伝えした通り

今も昔もそれほど変わっていません。

しかし、中には寿命をあまり気にせず、ギリギリまで使用している方もいらっしゃいます。

突然バッテリーが上がって、エンジンがかからなくなってしまう可能性があり危険です。

バッテリーは修理することができないので、余裕を持って替えることをお勧めします。

それでは、なぜクルマ自体が進歩しているにもかかわらず、寿命が変わっていない理由を見ていきましょう。


なぜ最近のクルマのバッテリー寿命が変わっていないのか

寿命が変化していないということは、性能も進化していないのでしょうか?

実は、技術的には大きく進歩しているんです。

例えば、バッテリーによっては急速充電できるものがあり、一般的には5時間かかるものを数十分で80%まで充電できるシステムが登場しています。

それでも、バッテリー寿命が短い理由は主に二つあります。

1.

アイドリングストップによってバッテリーに負荷がかかるため

最近はアイドリングストップが付いているクルマを多く見かけますが、これがバッテリー寿命を短くする要因の一つです。

アイドリングストップとは、信号待ちなどでクルマを一時停止させた際に、エンジンが自動でストップする機能のこと。

これによって、燃費の節約や排気ガスの削減につながります。

その一方で、エンジンの停止と指導を繰り返すので、その分バッテリーへの負担が大きくなってしまいます。

アイドリングストップ搭載車のバッテリー寿命は非搭載車の半分で、アイドリングストップ搭載車の寿命が1年半、非搭載車の寿命が3年となっています。

アイドリングストップ搭載車をご利用の方は、アイドリングストップ専用バッテリーを使用しましょう。

専用バッテリーを利用することで、バッテリーの耐久性を高めて寿命を伸ばすことができます。

2.

カーナビなどのカーアクセサリーによってバッテリーに負荷がかかるため

近年、ドライブレコーダーやシガーソケットなどのカーアクセサリーが増えてきています。

これらのアクセサリーは、利便性を向上させるために欠かせないものですが、バッテリーに負荷をかけてしまっている要因でもあります。

必要でない時はこれらを使用しないことで、バッテリーの負荷を減らすことができるでしょう。


バッテリー寿命を延ばすためには

最後に、短いバッテリー寿命を伸ばすための方法をご紹介。

先ほど「なぜ最近のクルマのバッテリー寿命は短いのか」でお伝えした工夫に加えて、以下の2点を心がけましょう。

1.

バッテリー液の点検

寿命を伸ばすには、定期的にバッテリー液を追加する必要があります。

液量が少ないとバッテリーの性能低下を招きます。

水面を確認して、本体に記載してある線より下回っている場合は、バッテリー液を補充するようにしましょう。

具体的には、3ヶ月から6ヶ月に一度、カーディーラーなどで点検をしてもらうことがお勧めです。

2.

定期的に長距離の運転をする

定期的に長距離の運転を行うことも重要です。

車のバッテリーは10km以上走行すると自然に充電が行われます。

そのため、短距離ばかり乗っていると、バッテリーは消費する一方で充電が行われていない状態が続き、バッテリーの消耗を早めてしまいます。

クルマに乗る際は、数kmではなく10km以上の運転を心がけましょう。


まとめ

今回は、最近のクルマはバッテリー寿命が意外と短いというお話をしました。

技術の進歩によって、クルマはますます高性能になっている一方で、そのバッテリー寿命は必ずしも長くないという現実があります。

バッテリーの寿命を伸ばすためには、これらの要因を理解し、適切な管理とメンテナンスを行うことが重要です。

特に、昔はエンジンがかかりづらくなるなどの症状で寿命の兆候がわかりましたが、最近は高性能ゆえにギリギリまで性能を発揮するため、兆候が現れにくくなっています。

バッテリーの突然死を防ぐために、定期的な点検を忘れないようにしましょう。

また、バッテリー交換をご検討の方は、お早めにご連絡ください。

東愛知日産なら、「バッテリーを交換するタイミング」や「寿命を伸ばす工夫」など様々なご相談に乗ることができますよ。

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